心の距離は縮めよう
こんにちは!
ホームメイトFC幕張本郷店の皆川です。
じめじめ、ムシムシ、
不快に感じる日が増えてきますね。
「天気痛」持ちの私にとっては、
本当に憂鬱な日々ですが、バルコニーの
「アサガオ」と「ひまわり」を見ている時間
だけは爽やかに感じます。
さて最近、
『 子どもが「SOS」を言えず ため込む 』
という記事を目にしました。
コロナ禍で大人に余裕がなく、
子どもが話しかけたり相談したりすることを
遠慮していたり、
マスク着用やソーシャルディスタンスなどで
余計に声をかけにくいこともあるのではと
懸念されています。
たわいもないことでいいので、
意識して声をかけてあげることが必要ですね。
「声をかけにくい」と言えば、
先日バスの中でこんなことがありました。
抱っこ紐に赤ちゃんと大きなベビーカー、
そして2~3歳の女の子連れのお母さんが
バスを降りるときの話です。
あまりにも大変そうなので、何かお手伝いをと
思ったのですが、声をかけていいものか、
女の子に触れていいものか迷ってしまい、
結局見てるだけの状態だったのですが、
降りる間際に親御さんが私に向けて会釈して
くださいました。
何も出来ませんでしたが、気持ちだけは
届いていたようで少しうれしい気分に♡
そしてもう一つ思い出した父のエピソード。
実は昨年12月に父が亡くなったのですが、
体調を崩し血液検査の結果がでたその朝に
医師から「すぐに来て、救急搬送します」と
言われ病院についたとき、小さな女の子と
お母さんがいました。
子供が好きだった父は、子どもをみかけると
すぐに話しかけたり、握手をしようとしたり
するのでその度に「今はコロナだから話しか
けたり触ろうとしてはダメだよ」と注意をして
いたのですが、認知症の父に理解はできず。
その日の朝も女の子を見るなり
「こんにちは~」「かわいいね~」と。
すると女の子がにっこりと笑ってくれて
親御さんもやさしい声で「こんにちは~」と
返してくださいました。
思えばこれが父が他人様に話しかけた最後の
姿となりました。
今でもその時の父のうれしそうな顔、声は
忘れられません。
もしあのとき女の子が嫌な顔をしたら、
もしあのとき親御さんが迷惑そうだったら、
またちがった思い出になっていたと思います。
だからある意味『奇跡』親子に『感謝』✧♡
なかなかコミュニケーションがとりづらく
大変な時代ではありますが、
ソーシャルディスタンスはキープしつつ
心のディスタンスは離れないように、
あちこちに視線を向けていきたいと思う
今日この頃なのです。